1. 「日本酒伝道師®」養成講座を開講した理由を教えてください。
日ごろ、大好きな日本酒を嗜むうちに、酒蔵に遊びに行かせていただいたり、関係者の方々からお話を聞くうちに、日本酒の市場が縮小していく現状を憂える方が多いことがわかりました。
しかし、近年、諸外国での日本食ブームに伴い、日本酒に対しても関心が高まっています。
また、日本国内においても若い世代の間でも日本酒への関心が少しずつ芽生えてきています。
それなのに、「日本酒が以前ほど売れなくなった」現状は何故なのでしょう。
おそらく、「親から子へ」もしくは「地域の大人から若者へ」と日本酒について、日本の伝統文化も含めた知識をきちんとわかりやすく説明し、他者へ継承していくことができる状況が少なくなってしまったからではないでしょうか。
もう一つ、疑問に思っていたことですが、日本のバーには、海外からの様々なお酒がずらっと並んでいます。
それぞれのお酒ごと、酒蔵ごとに、ストーリーがあってそれを聞くだけで、その生まれた国を身近に感じることができることもよくあります。
逆に、海外のバーには、日本酒が並んでいるのを日本料理店以外で見たことがありません。
これだけ日本で洋酒やワインが受け入れられているのですから、この素晴らしい日本酒だって世界に広めていくことができるはずです。
大好きな日本酒が売れるように、ひいては、海外にも広めたい、そのために自分は、何かできないかと考えました。
そこで知識、ノウハウを他人に伝え、日本酒のよさを伝えていく仲間をつくるには、勉強会、養成講座のような広め方が役立つのではないかという考えに至りました。
2. 「日本酒伝道師®」養成講座は誰でも受講できるのでしょうか。
「日本酒伝道師®」養成講座は、日本酒が好きな方、海外で日本酒を広めたい方たちが、気軽にノウハウを学べて、かつきちんと伝えられるように実践的なツールを満載にした講座です。
「日本酒」と「日本文化」に興味があり、日本酒伝道師®を目指す全ての20歳以上の人が受講対象の講座です。
3. 「日本酒伝道師®」養成講座で学ぶと何が身につきますか。
- 日本酒について、自分の言葉で語ることができるようになる通信講座です。
- 日本酒の成り立ちの背景である日本の文化への理解を深められる。
- 日本の文化の成り立ち、歴史などの大局を学ぶことができる。
- ワークシートを多用し、自分と日本酒の関わりを捉え、紹介できるようになる。
- 丁寧な添削で自分のレベルに合わせて学べる。
- 日本酒製造の現場、流通の現場の方が指導する卒業制作で、今の日本酒をとりまく環境について理解が深まります。