『日本酒伝道師®』について、さまざまな職種や実際の活用に伴う声をピックアップしました。
1.日本料理店 社長 神奈川県在住 48歳 女性
大人数のお客様の宴会をメインにしていた、老舗の日本料理屋の3代目です。
お客様に喜んでいただくのは、日本料理、日本酒は脇役と思っていました。
日本酒は出入りの酒屋から推薦していただく、有名メーカーさんのお酒ですから、お客様は満足していただいていると思っていました。
ところが、ある日お客様から、この店は料理はうまいし、酒もうまいんだが、それぞれがうまさを競っていて、バランスが悪いといわれました。
日本酒のことを本当は知らなかったと気づいたのはそのときです。
日本酒のことを勉強しようと思ったのですが、お店もあるので通学して勉強するわけにもいかず、従業員の中から有志をつのって「日本酒伝道師」通信講座を受けさせました。
少し勉強してくれればいい程度に考えていたのですが、卒業時には、日本酒伝道師の免状までいただき、店の勉強会にて日本酒についての講義ができるようになりました。
2.日本酒小売店 社長 東京都在住 58歳 男性
当社はワンマンな私の性格が災いしてか、大変真面目ではありますがおとなし過ぎる社員が多く、私の指示通り仕入れて、お客さんの言われるとおり売っている従業員の姿を見て、 厳しい競争に曝され常に進化し続けなければ生き残っていけない社会情勢の中で、果たしてこのままで良いのだろうかと、常日頃から物足りなさに歯噛みしておりました。
日本酒の小売店なんだから、日本酒の知識ぐらいは身につけさせようと、店員3名に日本酒伝道師講座を受講させましたが、その効果に大変驚いております。
まだほんの数ケ月しかたっておりませんが、今までは私の独演会だった仕入れ会議でも、新しい銘柄を提案してくれるようになりました。
店先では、お客様のご相談に気軽にのって、本当にお客様の喜ばれる日本酒を販売するようになってきました。
リピーターのお客様も確実に増えています。
3.居酒屋 社長 神奈川県在住 55歳 女性
以前は、一種類の日本酒を出していましたが、お客様の要望もあり、いろいろな銘柄をお出しするようになりました。
有名どころの銘酒を取り揃えてみましたが、お客さまの反応はいまいちでした。
私もその銘酒は燗がいいのか、冷がいいのかもよくわからず、お客さまの言われるとおり出していたので、お客様の反応がもう一つなのも仕方のないことでした。
これではいけないと思い、従業員に日本酒の勉強をさせることにしました。
お店があるので休ませるわけにもいかず、通信コースにて基本からしっかり勉強できる日本酒伝道師講座にて勉強してもらいました。
日本酒の何たるかが理解でき、お客さまのご要望にも的確に対応できることとなり、うまい酒を飲ませる美味しい料理の店との評判もたち、おかげさまで繁盛しております。